祇園祭 Part 2
7月22日(火)、祇園祭の後(あと)祭りの見物に行ってきました。
Part 1で書いたとおり、1864年の「蛤御門の変」で焼失した大船鉾が150年ぶりに復興したのを機に、17日の「前(さき)祭り」と24日の「後祭り」という古式通りの形での祭も復活となりました。
前祭りは大きな鉾が多く、露店も並んで賑やかな感じですが、この後祭りは露店の出店が禁止されていて、本当に「伝統的な」祭りの形式に戻した感じです。
建てられる山鉾は全部で10基。長刀鉾や菊水鉾、月鉾などよく知られた鉾はもうありません。17日の前祭りの巡行が終わればその日のうちに解体されてしまいます。祇園祭自体は31日まで続いていて、後祭りに出る10基の山鉾にもそれぞれのいわれがあり、見るべき点はありますが、絢爛豪華な鉾を期待しても17日以降は見られない、もう手遅れという意味で「あとのまつり」という言葉ができたと言われています。
| 150年ぶりに復興の大船鉾 |
| 安産の守り神であり、腹帯が人気 |
復興はしても、これで完成というわけではなく、装飾品などはまだこれからも長い年月をかけて少しずつそろえていくそうです。
後祭りの鉾はこの大船鉾だけで、あとは全部山です。山といっても、鉾と違わないくらいの規模があるのが、南観音山と北観音山です。
こちら黒主(くろぬし)山といい、珍しく桜が飾られています。
橋弁慶山は、五条大橋での牛若丸と弁慶の出会いを描いたもの。止まっている時の山は、木の枠組みに布がかけられているだけです。ご神体やお飾りは、山鉾町の飾り席でお披露目されています。これは通りからよく見える町屋の2階に飾られています。巡行ではこれらを一式載せて動くわけです。
| 橋弁慶山の本体 |
| 飾り席にある橋弁慶山のお飾り |
また、建つ山鉾が10基、歩いて2時間以内で全部見て回れる範囲にあることから、スタンプラリーという趣向もありました。残念ながら私は今回は参加しませんでしたが、10個のスタンプを集めると限定手ぬぐいがもらえたらしい。来年もあればチャレンジしたいと思います。
あまり知られていませんが、祭りなので、17日と24日の巡行の後には御神輿もでます。17日は八坂神社から四条通りの御旅所へ来る神幸祭、24日は反対に八坂神社へ帰る還幸祭で3つの神輿が各町内を練り歩きます。
また、祇園祭の山鉾巡行には女性は参加できないのですが、24日の「花傘(はなかさ)巡行」には京都の花街の舞妓さんや芸妓さんも加わり、山鉾巡行とはまた違った行列を楽しむこともできます。
車いすの人もたっくさん見物にいらしてました。さすがに、宵山の夜は無理ですが(いっても何も見えない、鉾にも近づけない)、昼間なら、周辺のオフィスの冷房の余り風を時折感じつつ、耐えられなくなったら営業中のデパートに駆け込んでほっと一息もつけますのでおすすめ。確かに暑いですが、暑くないと祇園祭でないのも事実で……
みなさんもチャンスがあれば是非お運びください。私でよろしければご案内致しますです。




