友人の論文
私には現在、博士論文に取り組んでいる友人が何人か居ます。それも皆、障害児のお母さん(*^_^*) 子どもが大きくなり病気や障害の受容もいつの間にか済んだ様子で、え~ぃ!!どうせだから大学院で研究しちゃえ!!という心境かどうか分かりませんが・・・(^_^;) 大学院の学費も稼ぎつつ、論文を書き続けている立派な人たちです。
先日も「論文書いたから読んでねぇ~」と渡されました。結構、人の論文を読むのが好きです。この経験を必ず活かせるときが来るはず・・と夢見ています。
実はこの方の論文の協力者として何年か前にインタビューを受けたことがありました。子どもが生まれてから、現在までをレコーダーを前に話し、後日活字になって私の手元にやって来ました。読み進めると、私って苦労人なのねぇ・・なんて改めて思ってしまうぐらい当時の私は暗黒の中を生きる人でした。
今回頂いた論文は「難病の肢体不自由児を持つ親にとっての告知の意味ー情報支援と主体的態度形成」です。
論文では病気や障害の告知などの厳しい情報提供において必要な心理的配慮について臨床心理士の立場から意見を述べられています。
また彼女自身、障害児者を持つお母さんであるがゆえ、その視点には非常に共感できるものであり、私がそう遠くない将来、手がけたいテーマにも関するものでした。
(論文一部抜粋)
「本稿ではジェンダーの視点での検討は行っていないが、協力者は病気の子の母親として日常的に重い育児、介護を担い、母親という役割の仲で孤軍奮闘している。確かに日常の生活の中で生じる細々とした介護事情を聞いてもらう時間が「自分」を取り戻す貴重な時間になり、更に厳しい状況を受け止めるゆとりを生む事になるのではないか。介護する親に対してカウンセリングなどのケアがもっと提供されてもいのではないだろうか。」
本当にその通りだな・・と。論文の締めくくりに、
「本論文の主旨とはやや離れるが、本論分と通じて難病患者が置かれている状況が少しでも理解され、心理的支援を含む、より良い支援システムが構築されることを望みたい。」
と記されていました。なにか提言をする場合、説得力あるデータに基づいて行うと理解が得られやすいのではと感じています。私も友人達の論文を読み、少しでも近づけるようがんばらなくちゃいけないなぁ・・と思った次第です。
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